香りスクール
香りづくりの手順
講座では「香りづくり」を実技形式で取り入れています。 自分の好きな香りや課題のテーマに合わせた香りの香料をブレンドし、自分がイメージした香りをつくります。 ブレンドの際には蒸留水やアルコールも使用します。 講座で作った香りは、ルームフレグランスやハンカチにしみ込ませて楽しむことができます。

香料を計量する器具には何種類かありますが、ここでは簡単に使用できるピペットを使ってご紹介していきましょう。

※上級コースでは精密な計量器を使ってより細かい計量を行います。 ここでご紹介する香りづくりの手順は、ごく初歩的なものとご理解ください。



まず作りたいと思う香りをイメージします。 例えば「花のような甘い香り」「海を思わせる爽やかな香り」「森の中の湖をイメージした神秘的な香り」など、自由な発想でイメージしてください。 講座によっては、あらかじめテーマが決まっている場合もあります。

次に講師の指示に従ってブレンドする香料を数種類選びます。 選んだ香料と配分の割合をチャート表に記入します。

これがあなただけの大切な「香りの処方」となります。
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次にチャート表に記入した処方に従って、ピペット(計量器具)で計量しながら香料を吸い上げ、ビーカーに移します。 ピペットはスポイトを大きくしたような形で、吸い込みすぎたり、吸い足りなかったり、使い方には少しコツが要りますが、慣れるまで講師が丁寧に指導いたします。

ピペットは、別の香料を吸い込む度にアルコールで洗浄します。

ピペットは、主に初心者~中級者が使う計量器具です。
微妙な香りの違いを理解できる上級者になると、香料の計量にピペットは使わず、非常に精密な計量器(秤)を使って計量します。
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チャート表の香料をピペットですべて量り終えたら、ビーカーの中の香料をスパティラ(かき混ぜ棒)でかき混ぜます。

かき混ぜ方は、指先でコヨリを作るように回しながら、「8の字を描くように」動かすのが基本です。
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香りをかき混ぜたら、香りがイメージ通りにでき上がっているかどうかを確認します。 確認するには、ムエット(試香紙)という紙の端に少しだけ香料をしみ込ませ、静かに息をするように香りを嗅ぎます。 何度もかいでいると、嗅覚が疲れて匂いがわからなくなることがあります。 そんなときは少し時間を空けてからもう一度嗅いでみましょう。
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このままの香りの濃度で良ければ、次の作業へ移ります。 もし香りが強すぎると感じる場合は、フィニッシュウォーター(アルコールと蒸留水を混合した調整液)を加え薄めます。 最後にスポイトで容器に移し、“あなただけの香り”の完成です。

最初に記入したチャート表は、この香りをつくるためのデータですから大切に保管してください。 チャート表があれば、いつでも同じ香りを作ることができます。
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